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🌟喫煙が原因で壊れた肺は、再生できるのか。

  • Toshi
  • 2月20日
  • 読了時間: 2分

最新研究が示した「エクソソーム」の可能性

東京慈恵医科大学を中心とする研究チームは、細胞が分泌する微小粒子「エクソソーム」が、慢性閉塞性肺疾患(COPD)で損傷した肺組織を修復・再生する可能性を発見しました。この成果は米医学誌に掲載され、世界的にも注目を集めています。


COPDは「症状を抑える」治療しかなかった

──その常識が変わり始めています**


COPDは主に喫煙が原因で発症し、これまで根本的な治療法は存在しませんでした。 研究を主導した藤田雄准教授は次のように述べています。

「COPDは現在、症状を緩和する治療しかない。根本的に治療できるようになるかもしれない」

鍵となるのは、肺の修復を担う細胞「リポFB」

研究チームは、COPD患者の肺では、組織修復に関わる「リポFB」という細胞の働きが低下していることを発見しました。

さらに、リポFBが分泌するエクソソームには 肺の別の細胞を活性化し、再生を促す作用   があることを突き止めました。

細胞を“作り出す”技術で希少な、エクソソームを大量生産

リポFBは肺にごくわずかしか存在しません。 そこで研究チームは、別の細胞からリポFBを誘導し、 治療に必要な量のエクソソームを安定的に生産する技術   を開発しました。

マウス実験で確認された、肺機能の改善

たばこの煙でCOPD様にしたマウスにエクソソームを吸入投与したところ、

  • 呼吸機能の改善

  • 肺活量の回復

  • 肺細胞数の増加

といった効果が確認されました。

さらに、COPD患者の肺組織でも同様の修復効果が見られています。

2030年以降、臨床試験へ

──吸入型エクソソーム治療の実現へ前進

研究チームは、エクソソームを用いた吸入薬の開発を進めており、 2030年以降の臨床試験開始を目指しています。

COPD治療の未来が、いま大きく動き始めています。


2026年2月11日 共同通信



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